「ひきこもり状態」の対処は、早めの支援が肝心です。

近年、長期のひきこもり状態のお子さんのことを心配したご家庭からのご相談が増えています。
長い間、ひきこもり状態のまま部屋から出てこられない、家の手伝いや買い物、散髪には行けるけれども一向に働く気配がない、など、ひきこもり状態は様々です。

お子さんがひきこもり状態になり、はじめはお子さんに対して話をしようと試みたり、叱ってみたり、時には対決姿勢で臨んだり、など、様々な働きかけを行う中で本人との関係構築を試みた結果、お子さんとの気持ちとうまくかみ合わず、お子さんが「口をきかなくなる」「どなる」「暴れる」などの行動が起き、家族はどう対処してよいかわからなくなります。その結果、「しばらく様子を見よう」という「待ち」の対応になったり、将来のことについて話し合うことをやめることで「家族間のギクシャク」が一旦収まり、「かりそめの平穏」の状態になる場合があります。

ですが、この「しばらく様子を見よう」「かりそめの平穏」から、1年、2年はあっという間に過ぎていきます。この間、本人と家族の関係はいったん落ち着いたかのように思えますが、ひきこもりの期間中は外界からの刺激が少ないため、はじめは本人も落ち着きを取り戻し穏やかになっていき、問題が解決されたように感じられますが、ある時を境に現実との距離感に不安を感じ始め、今度は社会復帰に対する不安に取りつかれるようになります。
このようにひきこもることで本人の不安が解消されることは少なく、むしろ肥大化してしまうのです。
この肥大化する不安から目をそらすために、例えばゲーム、インターネット、マンガ、本、アニメなどに逃避する傾向があります。

最近のゲーム、インターネットは依存しやすい要素が含まれており、本人が気づかないうちに依存症に陥ってしまうことがあります。依存症は本人がやめたいと思っても自分の意志ではやめることが困難な状態を指し、今後の社会活動に影響が出る場合も少なくありません。
このように、ひきこもり期間が長ければ長いほど依存症のリスクが高まり、社会との接点が薄くなり、ひきこもりからの脱却が難しくなってしまいます。

問題を放っておいて勝手に解決することはありません。
問題解決には、問題に潜む課題の克服を軸とした計画的な支援が必要となってきます。
もし、お子さんに対して「しばらく様子を見よう」または、ご家庭が「かりそめの平穏」の状態でしたら、当センターの無料相談をご利用ください。私たちYYSCの家庭訪問支援員が課題克服のアドバイスをさせていただきます。

YYSCの訪問支援は、当事者を外につなげることを第一に考えています。ひきこもり当事者、そのご家族に耳と心を傾け、親身になって話を聴き寄り添いながら一緒に出口に向かっていく、そんな支援を行っています。

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