サポステ総括の有井です。
私はサポステの仕事以外にも、就職支援セミナーなど外部の仕事も請けています。
先日は、とある高校の就職支援セミナーの仕事がありました。
高校生の就職には「全国高校統一履歴書」という決まった履歴書を使って、ハローワークの求人に応募します。
高校生の皆によりわかりやすい説明を、と思い、その学校の生徒になりきって手書きで記入してみました。
すると、住所が入りきらず書き直し、高校名が入りきらず書き直し、資格名を間違え書き直し、志望の動機の文字が乱れ、間違え書き直し、…とまあ、何度書き直したことでしょう。
ふと、ほかの仕事もあるのにこんなことしている場合では…と過ったのですが、伝える側がきちんと書けなくてどうして相手(高校生)に伝えられようかという気持ちから、何度も何度も書き直しました。
書き直すたびに、次は絶対間違えないぞ、という強い意志が湧き、この履歴書を目にする人に私の仕事への思いを伝えたいと、どんどん気持ちが入り、一文字一文字心を込めて(このまま就職活動したくなるくらい^^;)丁寧に書き上げました。
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やまなしサポステにも、日参して履歴書を一生懸命書く利用者の方の姿を目にします。
一枚一枚丁寧に丁寧に。心を込めて。今度こそ就職できますように。どうか私のがんばる気持ちが伝わりますように。
伝わりますよ。
履歴書を受け取る側はその一文字一文字にこめられた想いもちゃんと受け取ります。
もちろん内容、大事です。(あえて「内容が」とも「内容は」ともいたしません)
どんな人間がどんな経歴をもってどんなふうに役立ってくれるのか、採用側にとって、内容、とても大事です。
でもその内容を読み込む前の印象、大事です。
『お、やる気ありそう』とか『ふむ、きちんと仕事やってくれそうだな』という印象、とても大事です。
これから応募書類を書く方へ…
どうか、「この仕事に就くんだ!」というあなたの強い思いが伝わりますように、
どうぞ、一文字一文字にその熱意と覚悟を込めて書いてください。