集中訓練プログラム

集中訓練プログラムは、約1.5か月間(5日間の宿泊研修含む)サポステに通い、職業人意識やコミュニケーション力、ビジネスマナー、自立心を養うとともに、パソコン等のビジネススキルを身につけ、将来の就職に向けて具体的な行動力を培うプログラムです。

自分の意に反して生活のリズムが整えられず、現状の生活から抜け出せない、不安がおおきく行動を起こせない。そのような若者たちがプログラム修了後には勇気と自信を持ち、自立にむかって前に進んでいます。

【対象者】

  • 対象者本人が、やまなし若者サポートステーション、ぐんない若者サポートステーションに利用者登録している方で、プログラム開始日において、15~39歳である方。
  • ハローワークの担当者及び、当サポステのスタッフにより、参加が適当と判断された方。
  • プログラム受講の意思表示をしている方。
  • 未成年の方は保護者の同意を得られた方。

【プログラムメニュー】

  • コミュニケーションの向上
  • 電話対応、敬語などのビジネスマナーの習得
  • パソコン操作および、ワード、エクセルの操作と書類作成
  • ボイストレーニング、スポーツ、社会参加活動
  • 履歴書、職務経歴書などの応募書類の作成
  • 面接練習
  • 職場体験
  • 宿泊研修 など

●過去の集中訓練プログラムの様子

 

講座のスタート時には、コミュニケーションが苦手な人でも早く場になじめるようにワークショップを通じてアイスブレイクを行います。
初対面の人とコミュニケーションをとるのが不安な人でも、自然と会話ができ、お互いを知り合えるような工夫をしています。

 

講座では、座学の勉強ばかりではなく、職場で必要となるビジネスマナーをロールプレイで行ったり、集中力を養う細かい手作業や、グループでディスカッションをしながらワイワイと課題に取り組みます。また、ワードやエクセルを使って職場で必要な書類の作成方法や宿泊研修の「旅のしおり」を作成しながらパソコンスキルを習得します。
もちろん、応募先の選定から履歴書・職務経歴書の作成、面接練習を行い、就活の準備を行います。
その他、5日間の職場体験も含まれていますので、実際の職場で仕事を経験し、その後の就職活動に活かすことができます。

 

宿泊研修では、共同で生活をしながら自分の生活習慣を見直したり、協力しながら作業を行うことでチームワークを育成します。
親しき中にも礼儀あり、人との関係性や距離感の取り方、職場でのコミュニケーションを意識した人とのかかわり方を学びます。

 
自分たちで準備し、野外で食事をとる「野外炊事」や、夜、たき火を囲みながらみんなで語り合う「キャンプファイヤー」など、普段なかなかできない体験もできます。
また、自由時間には仲間と一緒にマッタリ話をしたり、息抜きに周辺を散策したりなど、思い思いに過ごす時間もあります。
これらの経験を通じて「自分に何ができるのか」「自分はどんなことが好きなのか」「苦手は何か」など、様々な気付きを得ることができます。

宿泊先では行動予定を詰め込んだ形ではなく、自由に過ごせる時間をしっかりともうけ、ゆとりをもって計画をしていますので、自分一人になる時間も確保しています。宿泊研修中に不安や悩みを感じた時には、いつでもスタッフに相談できる環境を整えており、別室で休憩することも可能です。
また、お風呂は時間をずらして入浴するように計画できますので、人前で肌を見せることに抵抗がある方もご安心ください。食事の量は男性でも多く感じるほど、満足感も高くおいしいです。

集中訓練プログラム修了後、一皮むけた自分が待っていますよ^^


― リンク ―

やまサポ・チャレンジプログラム 2017.2nd 報告