やまなし若者サポートステーション本所にて、令和6年12月7日に、冬季サポステまつりを開催いたしました。
今回はクリスマスわくわくまつりというイベント名で実施し、多くの方にご来場いただきました。
以下、実施報告となります。
やまなし若者サポートステーション
報告日:令和5年12月18日
【実施日時】
令和6年12月7日(土)10:00~15:00
【主旨・ねらい】
・地元企業(商店)と合同開催するイベントに利用者がボランティアスタッフとして参加すること。
・地域の活性化、イベントの企画・運営・出店し、就労するための準備の一環とする。
【参加人数】利用者合計
・利用者 16名
・スタッフ 7名
【ボランティア実施内容】
・ファミリーイベントの企画・準備・運営
〈〇×クイズ、ストラックアウト、リース作り、大画面でTVゲーム、紙芝居〉
・受付
・来場者アンケート実施
・消しゴムハンコのお手伝い
【STEP UP利用者に当日お願いしたこと】
・駐車場整備誘導
・ガチャガチャの受付け対応
【実施報告】
イベントへの参加として、令和6年7月9日より準備を進めた。今回は常設イベントとメインイベントの2つを利用者の方に企画から考えてもらい実施した。前半は常設イベントについて行いゲームの案を出して役割分担をしグループごとに、コミュニケーションを取りながら、当日までのスケジュールや役割、各グループの企画の話し合いを行った。
後半はメインイベントについて行い、まず何にするかを話し合い、役割分担を決め各グループごとに情報共有をしながら作業を進めた。メインと常設の準備の時間が足りなくなり、追加でワークを実施した。
また、前日はまつりの装飾やメイン、常設の微調整を行った。利用者が主体となり、イベントを進めていく中で改善や補足を行った。前回もイベントに参加した利用者が経験を活かしてアドバイスを伝え、今回のイベントに向けて行った。
ファミリーイベントは、今回は得点制のゲームやワークショップのようなもの、クイズ等バリエーション豊かで子供たちも楽しんでいた。景品も前回よりもらえるものが多く、お土産があることは良かった。
アンケート結果より、子どもの来場者が多く、今年は午前、午後同じくらいの来場者であった。
自分たちが考えたゲームを目の前で楽しんでもらえてる様子が見られたのは大きな経験になったことが利用者の振り返りから読み取れた。
スタッフの反省として、企画のスケジュールをもっとスタッフで固めるべきであった。また、当日の配置の動線、当日の利用者のシフトをもっと前から考えるべきだった。
【アンケート集計結果】
【アンケート結果より】
・子どもの来場者が多く、前回に比べて来場時間の偏りはあまりなかった。
・集客に関しては、知り合いから聞いて来場した方が多かった。
・ファミリーイベントを目当ての方が前回と同様で多かった。今回初の試みのガチャ目当ての方も数人いた。
・受付けスペースをもう少し広くして記入できるスペースがあるとアンケートの回収率がもっと上がると感じた。
・楽しかったゲームは〇×ゲームやTVゲームなど何人かで行うゲームを選んでいる方が多かった。
【グループワーク実施報告】
サポステまつり企画・準備・振り返りを、サポステ支援プログラムのグループワークで実施しました。
【計画的にグループワークに組み込んだ目的】
定期的にサポステ来所し、「協力しながら働くこと」を意識すること。
・利用者同士のコミュニケーションをとること。(関係性づくり、引継ぎ、相談等)
・段取り、スケジュール管理を意識すること。
・自身の役割を持ち、責任を持って担当すること。
・グループで作業することで様々な価値観があることを知ること。
・手作りの備品や装飾制作による手作業、軽作業を体験すること。
・長期的に関わることでの達成感を感じること。
【グループワーク実施回数(1回80分)】
※サポステ本所とぐんないサテライトをオンラインでつなぎ実施
【グループワークでの作業内容】
準 備:各イベントの担当者決め、当日運営担当者決め、常設とメインの内容決め
各イベントの詳細ルール決め、得点決め、景品作成、備品制作、会場装飾制作・設置
終了後:振り返り、報告書作成
【効果】
グループで動いているので、報連相の大切さを実感することができた。
まつり終了後も企画ワークを実施し、1つのことを最後まで責任をもって行い、達成感をもつことを実感してもらう。
今回あまり参加できなかった方から次回は企画ワークに参加したいという意見が出た。
【サポステまつりの景品作り】
今回はファミリーイベントの中でリース作り、〇×クイズ、全体で参加者に折り紙の景品、ガチャガチャの景品と数多くの景品準備があった。
反省点としてもっと全体に景品づくりもみんなが主となって行うことを伝えるべきだった。また、企画ワーク参加者でない方にも余裕をもってお願いするべきだった。当日の受付の動線がうまくいかず景品の所が混雑してしまった。
良かった点は、数はほぼ想定内の数で多く余らず良かった。景品も選べるようにしたので子供たちも楽しそうだった。企画ワークへの参加が難しい方も景品作りを通してお祭りに関わることができた。
【グループワークの様子】
【景品の様子】
【当日の様子】
今回も利用者のみなさん、参加者のみなさんのおかげで大盛況となりました。
ありがとうございました!!