25/8/8メンタル強化&人間関係改善!心理のプロが教える職場術

こんにちは!

今日は参加してくれた人がオンラインの2名の方を含めて22名!たくさんの人に集まってもらって感謝です!
25/08/08の午前中に開催された心理学講座の様子を、レポートでお届けします。

なんだか職場の人間関係がうまくいかない…。
仕事へのやる気が起きない…。
自分に自信が持てなくてモヤモヤする…。

そんな悩みを抱えていませんか?実は、こうした悩みの多くは「自分や相手の心の仕組み」を知ることで、スッと軽くなるかもしれません。

今回は、心理学のプロによる講座の内容を基に、明日から職場で使えるメンタル術と人間関係改善のヒントを分かりやすくご紹介します!

STEP1:まずは自分を知ることから!「自己理解」を深めよう

すべての基本は「自分を知る」ことです。自分という人間を客観的に理解することで、メンタルは安定し、自分を守る力も身につきます。

「無意識」の自分に気づいていますか?

私たちの行動は、自分でも気づいていない「無意識」に大きく影響されています。「なぜかあの人が苦手」「ついカッとなってしまう」といった感情の裏には、忘れてしまった過去の経験が隠れていることがあります。

例えば、子どもの頃に経験した些細な失敗が、大人になっても特定の仕事への苦手意識として残っているかもしれません。自分の行動パターンを振り返り、「なぜだろう?」と考えてみることが、自己理解の第一歩です。

あなたのエネルギーはどっち向き?「内向型」と「外向型」

心理学者のユングは、人の心のエネルギーの向きによって2つのタイプに分けました。

外向型: エネルギーが外(周囲の人や環境)に向かうタイプ。人と話したり、外で活動したりすることで元気になる。社交的で明るい反面、周りの評価に影響されやすい傾向も。

内向型: エネルギーが内(自分の内面)に向かうタイプ。一人の時間でじっくり考えたり、趣味に没頭したりすることでエネルギーを充電する。慎重で思慮深い一方、大人数の場は少し苦手かもしれません。

これは優劣ではなく、単なる「特性」の違いです。自分のタイプを知ることで、無理のない働き方やストレス対処法が見つかりますよ。

STEP2:モヤモヤ・イライラの正体!心を守る「防衛機制」って何?

ストレスや不安を感じたとき、私たちの心は無意識に自分を守ろうとします。その働きが「防衛機制」です。職場で見かける「あの人のあの態度」も、実はこの防衛機制が原因かもしれません。

職場でよく見る防衛機制の例

置き換え(八つ当たり): 上司に叱られたイライラを、後輩や関係ない人にぶつけてしまう。

合理化(正当化): 失敗した時に「あれは状況的に仕方なかった」「誰がやっても無理だった」と理由をつけて、自分を納得させる。

逃避(現実逃避): 困難な課題から目をそらすために、別の仕事に没頭したり、趣味に逃げ込んだりする。

投射(責任転嫁): 自分が相手を苦手なのに、「相手が自分のことを嫌っているに違いない」と思い込み、相手のせいにする。

自分や相手の行動の裏にある「心の守り方」を知ることで、「そういう仕組みなのか」と冷静に受け止められ、人間関係のストレスがぐっと減ります。

STEP3:やる気スイッチON!「内発的動機づけ」を見つけよう

仕事のやる気が続かない…その原因は「動機」にあるかもしれません。

外発的動機づけ: 「給料のため」「怒られたくないから」といった、外からの要因で行動すること。報酬がなくなるとモチベーションは下がりがちです。

内発的動機づけ: 「この仕事が面白い!」「もっとスキルアップしたい!」といった、自分の内側から湧き出る興味や関心で行動すること。行動そのものが喜びなので、長続きしやすく、成長にもつながります。

「給料のため」ももちろん大切ですが、それだけだと仕事は辛くなりがちです。今の仕事の中に、少しでも「楽しい」「もっと知りたい」と思える部分はないか探してみましょう。それが、あなたの本当のやる気スイッチを見つけるカギになります。

STEP4:職場の「空気」を読み解く!「集団心理」を味方につける

「みんなが残業しているから帰りにくい」「会議で誰も反対意見を言わない」…そんな職場の「空気」、感じたことはありませんか?それは「集団心理」が働いている証拠です。

人は集団の中にいると、無意識のうちに周りの行動に合わせてしまう傾向があります(同調圧力)。
良い雰囲気の集団ならプラスに働きますが、悪い雰囲気だと個人のパフォーマンスを下げてしまうことも。

まずは「これは集団の雰囲気のせいかも?」と客観的に状況を捉えることが大切です。その上で、自分はどう行動するのがベストか考えてみましょう。

おわりに:心の仕組みを知って、もっと軽やかに働こう!

心理学は、自分を責めすぎず、他人を少しだけ寛容に受け入れるための便利なツールです。
今日から、自分や周りの人の「心の動き」に少しだけ注目してみませんか?きっと、今までとは違う景色が見えてきて、仕事がもっと楽しく、人間関係がもっと楽になるはずですよ。