12月12日にへなちょこ先生こと江崎先生をお招きし、
「IT業界ってどんなことをするの?」、「プログラミングって?」、「AIとは?」などといった、
聞いたことはあるけれど詳しく知らないこと、疑問について、ざっくばらんにお話いただきました。
今回は江崎先生がカーナビや日本中の牛乳流通を支えるシステムを手掛けていたエンジニアとして働いていた頃や、
へなちょこ先生として活動するようになったきっかけについてなど、
波乱万丈な経歴もおもしろおかしくお話して頂きました。
IT業界の話の前に、江崎先生から参加者へ「PC使えますか?」と質問が。
就職活動でよく聞かれるこの質問ですが、「はい」か「いいえ」で答えようとすると苦しくなってしまう。
そんなときに大切なのは「対話」をすること。
「御社では、具体的にどのような作業でパソコンを使いますか?」と聞き返してみる。
Excelで表を作るレベルなのか、プログラミングをするレベルなのか。
相手の求めるレベルを確認し、「これならできます」「ここは教えていただければ頑張れます」と等身大で答えることが、
ミスマッチを防ぐ第一歩だと、就活で大切なことを教えて頂きました。

最近話題のChatGPTなどのAIについてや、
ITの仕事=プログラミングと思われがちですが、
実際は「作る仕事」と「使う・守る仕事」にわかれていることなどをわかりやすく説明してくれました。
また、参加者から「以前に情報系の勉強をしていたが、ブランクがある。もしいまからIT業界を目指すなら、まず何をするべきですか?」という質問がありました。
江崎先生からは「IT業界に興味があるなら、まずは飛び込んでみてください」とのこと。
「完璧に準備してから……」と時間をかけるより、まずはやってみる。
20代なら、会社は育てるつもりで迎えてくれます。そこで学ぶ技術は、たとえその会社を離れても、あなたの「武器」として残り続けます。と力強いエールをくれました。
最後に、なぜ江崎先生が自らを「へなちょこ先生」と名付けたのかについて。
今の教育や社会は「100点満点」を求めがちですが、ITの世界も人生も、失敗の連続です。
江崎先生は、あえて「へなちょこ」という名前で活動することで、「失敗してもいい、弱くてもいい、そこから始めよう」というメッセージを体現しているのです。
「挑戦するのは怖い。私だって今でも怖いです。でも、へなちょこな自分を認めてしまえば、少しだけ楽に一歩が踏み出せるようになります」
IT業界についてのみならず、就活に役立つお話もたくさんしていただきました。
貴重なお時間をありがとうございました!!
