「ホンキの就職」参加者代表より

ブログ記事を書かせていただきます、桐戸です。
現在、サブ講師として勤めております。

元々は88期の職業訓練生として通っておりました。訓練の修了後にお声をかけていただいて、
サブの講師として90期の職業訓練の補佐や、その他業務のお手伝いをさせていただくことになり、今に至ります。

仕事と同時進行で、就職活動にも取り組んでおります。
先日、やまなし若者サポートステーションにて開催された「ホンキの就職」に参加し、4日間にわたって他の参加者と共にグループワークや面接練習など、各種課題に取り組みました。

その中で課題として、4日間中に最低3件の求人に応募する課題があり、私は2件(正確には1社2部門)に応募しました。
履歴書を郵送しましたところ、2日後に面接を実施するとの連絡がありました。今は面接に向けて準備をしております。
90期のクラスも修了残りわずかとなりましたので、今後の自分は、本格的に就職活動に取り組むことになると思われます。

ここまで到達できたのは、職業訓練もありますが、やまなしサポステに通えたことが大きいと思います。
やまなしサポステに通う前のことを振り返ると、不安が先走り、自由に動けなかったと思います。
2年前に離職してから、職業訓練に通おうと考えても、過去の失敗の経験から「自分は通いきれるのか」「続けられないのでは」等の不安が高まり、いつも応募までには至りませんでした。
ハローワーク等で得た求人に対しても同様でした。そうして立ち止まっている間に時間ばかりが過ぎていきました。
焦りと不信感が大きくなり、不安で更に動けなくなりました。

そんな中、母にサポートステーションを勧められました。私も現状の打破に繋げたいと思い、通いました。
最初はなかなか自分の考えを伝えられませんでしたが、通い続けて今後の相談をしたり、自分の不安や愚痴などを吐き出したりしていくことで、段々と話せるようになりました。
話すことで能動的になり、利用者同士のグループワークにも参加できるようになりました。
体験就労の機会をいただいて参加することもでき、88期の職業訓練入校の後押しもしていただきました。
今経験を踏まえて思うことは、1人で考えていても先は見え難いということです。1人で考える時間も必要と思いますが、周りに人がいないと自身を省みるだけになってしまい、考えが内向的になりやすくなります。私はその傾向にあります。
話をすることで心の負担も減り、活動に参加して所属することで、安心感が生まれて余裕ができます。

今も不安が先走ることはありますが、以前のようにただただ否定的にならずに、その都度周囲に相談したり、自分で行動したりする頻度が増えました。
着実に以前の自分よりも進歩していると実感します。そしてこれからも前に進みたいと思います。