やまサポ・チャレンジプログラム 2017.2nd 報告

●平成29年度集中訓練プログラム
「やまサポ・チャレンジプログラム 2017.2nd」の募集について

※こちらのプログラムは終了しました。多数のご参加ありがとうございました。

【定  員】10名

【募集期間】平成29年10月24日(火)まで(ただし合宿前の平成29年11月8日(水)まで途中参加は可能。見学してからの参加もできます。

【実施期間】平成29年10月26日(木)〜12月25日(月)
【合宿期間】平成29年11月28日(火)~12月2日(土)

【訓練時間】10:00〜16:00(昼食休憩60分含む) ※宿泊研修時は訓練時間が変わります。

【訓練場所】やまなし若者サポートステーション (中央市若宮49-7)

【費  用】11,000円 (4泊5日研修時の宿泊費および食事代、コミュニケーション検定テキスト代)
※そのほか、宿泊研修先や職場体験先までの交通費が自己負担

【申込方法】電話にて仮申し込み。その後直接来所にて申込手続き。

【お問合せ】TEL 055-244-3033 平日 9:30~18:00
※随時説明会を実施いたします。お気軽にお問い合わせください。

******

【訓練目標】自己の振り返りや他者との関わりのなかで自己効力感を高め、前向きに就職活動ができる。

【目標資格】サーティファイ コミュニケーション検定初級

【訓練内容】コミュニケーション訓練 、社会参加・体験訓練 、ビジネスマナー講習、パソコン操作実習、就職活動講座、職場体験 、訓練成果発表会。

【宿泊研修】八ヶ岳少年自然の家にて4泊5日の研修。規則正しい生活を見直すとともに、グループ活動や社会活動に参加し、他者との関わりのなかで自分自身を見つめる。

******

【修了後の支援】
キャリアカウンセリングを中心に、受講中に進めた自己理解や職業理解を振り返ります。さらに職場体験等の啓発的経験を活かしながら、ハローワークとも連携し、求職活動を続けていけるよう支援します。

 

●山梨日日新聞に掲載されました。クリックして拡大します。


 

●チャレンジプログラム 2017.2nd 修了報告

平成29年10月26日からスタートしたチャレンジプログラムが12/25で無事終了しました。
参加者は男性6名、女性2名の8名でスタートしました。
年齢層は18歳から32歳まで、幅広い年齢の方にご参加いただきました。
参加者の方の中には、遠方から毎日自転車で通われる方もおり、後半は寒い時期でしたので、通所はさぞ大変だったろうと思います。

2か月間の集中的なトレーニングということもあり、参加者ははじめは緊張した面持ちでしたが、徐々に打ち解けていった様子でした。
講座は、コミュニケーションワークやトレーニングを中心に、和気あいあいとグループディスカッションやロールプレイングを行いました。普段の何気ない行動の中にも意味があったり、職場でよくあるケースを題材にケーススタディを行ったりしながら楽しみながら学ぶことができました。
また、パソコンの基本操作の実習では、応募書類や表の作成などワードやエクセルの操作を学び、合宿へ向けてのしおり作り等も行いました。

合宿は、4泊5日で愛宕山少年自然の家で行いました。合宿中に行われる各イベントの内容については参加者自らで計画をしました。

ハイキングでは愛宕山少年自然の家から出発し、どのようなコースを設定すれば参加者が無理なく楽しく、安全にハイキングできるかをハイキング班を中心に議論しました。休日を使い実際に下見などしながらいくつかのコースの候補を立て、昇仙峡や武田の杜など、いろいろな案が出ましたが、自然の中を歩くことを目的としたコース設定になりました。
ハイキング計画書

野外炊事では、カレーライス、鮭のホイル焼き、サラダ、焼き芋の調理の計画を立てました。材料の選定から金額の算出、料理の手順や役割配分など、決めることは多く、会議ではなかなか話し合いが進まず、薪での調理方法はどうしたらいいのか、カレーのジャガイモを入れる・入れない、ホイル焼きの中身は何にする、焼き芋の調理方法はどうするのか、飯盒でご飯はどう炊くのか、それをどう役割分担するのか・・・など、計画立案の難しさを感じました。
当日には、実際にやってみると、参加者全員が一丸となってそれぞれの仕事をフォローしながら無事に食事にありつくことができました。カレーは女性に配慮した甘口、キャベツとオニオンスライスのサラダ(わけあって食べることはできませんでしたが)、鮭とえのきと玉ねぎのホイル焼き、さつまいも(紅イモ)とジャガイモの焼き芋が並ぶ充実したお昼ごはんとなりました。

その他、体育館活動では、ペットボトルボーリング、バドミントンなど、大ホールでのスポーツやゲームを計画しました。
残念ながら、合宿中に蔓延したインフルエンザにより、参加者が減ってしまい、このイベントは実施はできませんでした。
みんな楽しみにしていただけに、心残りなイベントでした。

イベント以外の時間はワークショップやテキスト学習など座学の時間を設け、メリハリのある内容でした。
夜の自由時間には、みんなが自主的に声を掛け合い一室に集まり、トランプやウノなどをしながら歓談し楽しい時間を過ごしました。

職場体験では、内職工場、スーパー、障碍者支援施設でのサポート業務などを5日間で体験してきました。5日間という短い期間なのですが、実際に職場で働く体験をすることで自分自身にいろいろな発見があり、自信がついたという意見が多くありました。

今回のチャレンジプログラムは、テンション高く「大はしゃぎ」という感じではなく、落ち着いた雰囲気の中で、それぞれが、それぞれのコミュニケーションスタイルを取りながら、上手くチームワークができ一体感が醸成されたと感じました。困っている人には手を差し伸べ、楽しんでいる人とはその気持ちを分かち合い、物静かな中に相手のことを思いやる空気があったと感じます。
将来、またこのメンバーでイベントができたらいいな、と感じました。

 

●チャレンジプログラムの様子●

入校式です。みんな初めて会う人ばかりで緊張しています。

 

 

ワークショップの風景です。みんな一生懸命ワークショップに取り組んでいます。

 

合宿でお寺の庭を拝見しているところです。そのあと座禅をしました。

 

キャンプファイアーの巻割をしています。巻割が初体験の人も多かったですね。

 

愛宕山少年自然の家から要害山入口、武田神社へのハイキングをしました。意外と歩く距離もありましたが、みんな頑張って歩ききりました。

 

朝の食事風景です。眠そうな人もいますね^^   少年自然の家の屋上で集合写真を撮りました。

 

野外炊事です。カレー、鮭のホイル焼き、焼き芋、サラダなど充実したメニューでした。薪を使い飯盒でご飯を炊くなどの経験、料理を作る大変さを学びました。

 

修了式の日のお昼休みに、打ち上げパーティを行いました。。この日はクリスマスだったので、スタッフお手製のクリスマスケーキもふるまわれました。