みなさま、こんにちは。やまなしサポステの今津です。
やまなしサポステでは、月1回くらいのペースで、映画好きジョブクラブを開催してます。(次回は日程未定)
最近観た映画や自分が大好きな映画について語ったり、みんなで一緒に予告編を観て情報交換してます。
また、サポステ映画部も活動しており、随時部員募集しております。
映画館で観たいものをみんなで希望を出し合って、観に行ったり、
部員おすすめの映画をサポステシアターで上映したりしてます。
興味がある方はお気軽にスタッフに聞いてくださいね~。
さて、今回は、最近観た映画のレビューを書きたいと思います。
2025年の大ヒットロングラン作品、「血と芸」の極致『国宝』(2025)と
「ゆるい殺意」の極致『ベイビーわるきゅーれ』(2021)をご紹介します!
- 「人が表現する極限の美」と「血の重み」:映画『国宝』

日本の伝統芸能である歌舞伎の頂点を目指す男の壮絶な人生を描いた大作『国宝』。
上映時間3時間の長尺にもかかわらず、冒頭からどんどん世界に飲み込まれ、あっという間に3時間が過ぎました。
主演の吉沢亮さんと、ライバルであり兄弟のような親友なような存在を演じた横浜流星さんの女形としての舞は、まさに芸術作品でした!
この映画の魅力は、単なる美しさではなく、「血」の重みと、「芸」に対する執念、そして才能を巡る人々の「業(ごう)」の深さにあります。伝統と革新、愛憎と嫉妬が絡み合う、重厚で感動的な人間ドラマは、「人生」と「芸術」を表してました。
「これは映画館で観るべき」と多くの人に勧められたのがよくわかりました。
- 「ゆるい日常」と「凄まじい暴力」の対比:映画『ベイビーわるきゅーれ』

『国宝』とは対照的に、現代の若者の「ゆるさ」と「プロの殺し屋」という「非日常」を融合させたのが『ベイビーわるきゅーれ』です。
この作品はサポステ利用者が勧めてくれもので、タイトルを言われても、すぐに「あー」とはならず、じわじわと、そういえばサポステの廊下にチラシを貼ったような…くらいの感じでした。
他の利用者にも声をかけて、8名で観ました!みんなからの感想はこちら↓
- 「二人の掛け合いが最高に面白かった!」:ちさととまひろの気の抜けた日常会話や、社会に適応しようと奮闘する姿に共感した。
- 「アクションがキレッキレでかっこいい!」:ゆるい日常から一転、任務中のアクションは見応えがあって、迫力とスピードが良かった。
- 「正直、結構グロかった…」:その一方で、容赦ないバイオレンス描写は、なかなかで強烈で「ゆるさ」と「グロさ」の強烈なギャップこそが、この作品の良さかも。
この作品は、新しい世代が作る、新しいスタイルのアクションコメディであり、既存の枠に囚われない自由な発想が光ってるなと私は思いました。
「芸に命を捧げる男の業」と「バイトに悩む殺し屋の日常」。
全く違うテーマながら、どちらもその道の「極致」を描き、観客に強烈なエネルギーをぶつけてくる作品でした。
どちらも観てよかったです!
これからもサポステ映画部、部活を活発にやっていきます!!
